あっという間にゴールデンウィークも過ぎ、次の夏季休暇まではまた全力フル稼働で仕事に励みたいと思う今日この頃ですが、皆さんGW中は楽しく過ごせたでしょうか?
ところで、GW中に会った同級生と家づくりの話題になった際に、その友人が自身の家づくりで失敗した点を話してくれました。たしかに、家づくりに携わる者にとっては当たり前のようなことでも、初めて家づくりをする方にとっては「何が分からないかも分からない・・・」ということが多々あるのだということを改めて認識する機会になりました。
そこで今回は、一生に一度の大きな買物である家づくりで後悔しないために、最低限おさえておきたいポイントについて触れてみたいと思います。

1.土地選びから完成までのスケジュールを知る
家づくりをスムーズに進めるには、全体の流れを理解しておくことが大切です。一般的には「土地探し → 建築会社選び → 設計 → 契約 → 着工 → 完成 → 引き渡し」というステップで進行します。土地が決まっていない場合は、まず予算に見合ったエリアや条件を絞り込むことから始まります。
その後、建物のプランニングと並行して融資の手続きや各種申請が必要になります。設計が確定したら着工となり、数か月かけて建物が完成。住み始めるまでに半年から1年ほどかかるのが一般的です。焦らず、しっかりと準備することで、後悔の少ない家づくりにつながります。
2.資金計画の大切さを知る
理想の家を実現するには、現実的な「予算計画」が欠かせません。建物本体の費用だけでなく、土地代、外構工事、登記費用、引っ越し費用、家具・家電などの費用も含めて、総予算を把握することがポイントです。
また、予算には余裕をもたせることが大切です。設計の途中で変更があったり、予期せぬ追加費用が発生したりすることもあるからです。最初に住宅ローンの借入可能額を調べたうえで、「無理のない範囲」で予算を組むようにしましょう。長期的な返済計画も含めた「家計にやさしい資金計画」が、成功への第一歩です。
3.間取りの失敗例と回避策を知る
家づくりでよくある後悔のひとつが「間取りの失敗」です。たとえば、「実際に暮らし始めると思ったよりリビングが狭くてくつろげない」「洗面所と脱衣所が一体で家族間とはいえ気まずいときがある」「子ども部屋が将来使いづらい」など、生活が始まってから不便さに気づくことが多いです。
これを防ぐには、日常の動き(家事動線や生活動線)をイメージしながら設計することが大切です。また、将来のライフスタイルの変化も考慮して、フレキシブルに使える部屋の配置にすることも有効です。
4.収納スペースの考え方を知る
「収納が足りなくて家が片付かない…」という悩みもよくある失敗のひとつです。収納は「広さ」だけでなく「使いやすさ」が重要です。リビングや玄関、各部屋に必要な分だけしっかり配置し、「使う場所の近くに収納する」ことを意識することが大切です。
また、見落とされがちなのが「将来増えるモノ」への備えも大切です。子どもの成長や季節用品など、収納量は年々増えていくため、少し余裕をもってスペースを確保するのがおすすめです。パントリーやウォークインクローゼットなども活用し、日常の生活がスッキリ整う間取りを意識するだけでも実際の住みやすさはかなり改善されます。
5.相談できるパートナーを見つける
家づくりを成功させるうえで、信頼できるパートナーの存在は欠かせません。建築会社や工務店、不動産会社、設計士など専門的な知識を持った人たちが、ご家族の希望や悩みに対して的確にアドバイスしてくれることで計画が具体化し、安心して進めることができます。
特に、初めての家づくりでで「分からないことが分からない」という状況を考えると、些細な疑問にも丁寧に答えてくれる担当者かどうかが、後々の満足度を大きく左右します。施工事例や口コミ、実際に話してみた印象も含めて、信頼できる相手かをしっかり見極めることが大切です。

私たち西日本クリエートは、これまでたくさんのお客様の声にじっくり耳を傾け、理想の住まいをカタチにするお手伝いをしてきました。設計・施工はもちろん、土地探しや資金計画までトータルでサポートできる体制を整えておりますので、「家づくりって何から始めればいいの?」という方も安心してご相談ください。
どんな小さな疑問でも、どんなに初歩的なことでも相談いただいて大丈夫です。ご家族の理想の住まいを一緒につくるパートナーとして、ぜひ私たちにお手伝いさせてください。