10月に入った途端に朝晩の肌寒さが増してきて、つい先日までの暑い暑い!は何だったの?と思わず愚痴ってしまいそうです。
でも、こんなにはっきりと「衣替えしなくちゃ!」と思えるもの、ある意味わかりやすくていいかもしれませんね、、、😉
ところで、衣替えの季節になるたびに収納についてあれこれ考えたり、場合によっては困ったなぁと感じる方も多いのではないでしょうか?
夏の間は冬物を押し入れにしまっておくけど取り出しにくくて結局そのままになったり、次のシーズンになってからようやく探し出したり、、、
どの季節にも使わないアイテムが出てくるのは、意外とストレスになるものですよね。
衣類に限らずですが、収納スペースというのは快適な住まいづくりをする上でとても大切な要素になります。
特に新築を検討されるときには、以下のようなポイントをおさえて収納スペースを考えるとよいのではないでしょうか?
● 隠す収納と見せる収納
収納といっても室内から見えないように隠すばかりが収納ではありません。魅力的なアイテムやコレクションをディスプレイするように、オープンシェルフで飾りながら収納を楽しむのも一つの手法です。まず最初に、見せたいものと隠したいものの仕訳けを考えてみるのも大切な作業です。
● デッドスペースの活用
クローゼットのように最初から収納として確保されているスペース以外にも、家の中のデッドスペースを利用して便利になるケースがあります。
階段下や天井裏、床下収納などはその最たる例ですが、それ以外にも壁の厚みを利用して収納を埋め込む「ニッチ収納」はスペースを有効に使えるアイデアです。
玄関の壁や洗面所の横など、ちょっとしたスペースに設置できるので見た目もスッキリします。
● フレキシブル収納
昔ながらの住宅収納スペースは中の棚板まで固定されていて「入れたくても高さが足りない」や「入れたけど上が無駄に空く」ケースも見受けられました。
その点、ライフスタイルの変化に対応できるフレキシブルな収納は長期的に見てとても便利です。可動棚や引き出しは、収納するアイテムのサイズや量が変わっても対応できるため収納スペースを無駄にしません。特に、子供部屋の収納は成長に応じて変更できると便利ですよね。
● 多機能な収納
最近は、設計段階でリモートワークに対応できるスペースを希望される方もいらっしゃいます。その場合、ワークスペースと収納を兼用することで空間をより有効活用できます。従来は書斎と納戸は別々に区分けされていましたが、ワークスペースのデスク周りに本棚やキャビネットを配置するのはもちろん、吊り棚や可動棚など収納スペースをより多く確保することで効率的に整理できます。
ほかにも、インテリアに調和した収納デザインや家具と一体化したものなど、収納に関するポイントにはいろいろな事例があります。
収納スペースの有効活用について、ぜひご一緒にアレコレ考えてみませんか?
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